勝手に猫にゃんサイト

ボーさんは、甥っ子もなかったそうで、
ま、仕方ないといえば仕方ないのですが、
こんなに物が溢れ、近代化していると、
不景気って感じがしないですよね。

年始1月2日は、恒例の家族の集まりがあります。
毎年何かしら大騒ぎやバトルがあり、
今年は、私と父のバトルで終えました。

もう、じぃさんなので、まともに張り合う私も私ですが、
幼い頃から、父のお調子者振りとビッグマウスが大嫌いでした。
お酒が入ると特に大げさになり、横暴で、周りに迷惑をかけまくります。
親戚達はそんな父を心優しく見守っていましたが、
幼かった私は恥ずかしく、そしてとても悲しかったことを今でも鮮明に記憶しています。

じぃさんになり、だいぶ丸くなったものの、
私への横暴な口ぶりは相変わらず。
離れて暮らすようになったので、私も抑えられるようになりましたが、
久しぶりに一泊し、父の我まま自分勝手さにやはり耐えられず･･･
そんな父と暮らしている母が気の毒でなりませんが、
リンのおかげでどうにかやっているようです。

そのリンに、異常があったのです！
バトルもなく、みんなそれぞれ話しをし、
(adchan家はみんな大声です･･･恥)
その騒がしさにリンはいつも押し入れの奥に引き篭ってしまいます。
(だいたい私はテレビを見ています)

メイン料理のお刺身が出てくると、リンはどこからかやってきて
テーブルの端っこで鼻をクンクンさせ、お刺身をせがみにきます。
母が赤身をちぎってやって、満足すると、またどこかへ消え･･･

しばらくして、突然リンが押入れから
すごい叫び声と共に飛び出してきたんです！？

｢ウギャウ～～｣
飛び出して来た先が、父が座っていたところで、
そんなリンを父が手で抑えたのが悪かった！？
リンはその父の手に両手両足の爪を立てて鷲掴みし、しかもガブリッと。
慌てて傍にいた甥っ子が鷲掴みしているリンの手を
父から放したのですが、また父が反対の手で押さえようとして
リンは興奮したままガシリッ！
父の手は血だらけ。流血＾＾；

私は料理を取ろうと大皿を持っていたので、
身動きできず、ただ見ていたのですが、慌ててお皿を置き、
リンを抱えようと駆けつけた母にリンを包み込むように
バスタオルを渡し抱きかかえさせました。

ベランダでリンを落ち着かせていましたが、
リンはグルグルと喉を鳴らして喜んでいるんです。
でも、抱きかかえようと脇に手をやると、
｢ギャウ～～～！｣
ともの凄い叫び声をあげ、抱かせようとしません。
ずっとうずくまったまま、動かないので、
防寒させてそのままベランダにいさせました。

心配で何度かメールや電話で様子を聞いたら
オシッコやウンチはしっかりするけど、
押入れの奥でうずくまったまま･･･。
3日の午後にAMI達が来て、無理矢理引っ張り出して
猫缶を上げたら食べたから、食欲はあると。

そして昨日、母とぷぅ母さんとAMIで病院に行ったそうです。
やはり、後ろ足の爪が剥がれかけ、化膿していたそうです。
注射をして化膿止めの薬をもらったそうです。

あんな叫び声をあげるリンは今まで見たことがないので、
どこか痛めたのかもしれないと言っていたら、やはりそうでした。
普段入り込まない押入れの奥で、どこかに爪をひっかけ、
無理に引っ張ったんじゃないか、という見解です。

この事件後しばらくして、父と私のバトルが起きたのですが、
事の発端はホント、くだらないことなんです。
とにかく、しつこくて子供のように自分勝手な
父の一言にカチン！と来たんです。
毎度毎度です。
いくら親でも、子供の頃から蔑(さげす)まれ、横暴な物言いをされ、
そんな親を尊敬しろだなんて。
三姉妹の末ということもあり、だいたいにして味噌っかすでした。
今も、大事なことも知らされておらず、ちょっと発言すると、
余計なことを言って！と怒られます。
だったらちゃんと知らせろよ！

そうそう、デジカメが壊れました。
それは、家族写真を撮ろうと、姉のカメラと私のカメラを
棚(薄い)の上に乗せ、タイマーをセットし、
シャッターを押したら、私のだけ落ちてしまったんです。
姉が、｢(私のカメラ)落とした！？｣と言ったので、
｢私(adchan)の｣と応えたら、
母が、｢ああ、良かった｣･･･と。

すかさず、
｢悪いけど、私のだって安もんじゃないんだから、
それはないんじゃない！｣
と言ったけど、一事が万事、いくつになっても
末の私は蔑ろ(ないがしろ)にされています。
ま、逆に一人でたくましく生きてもいますが＾＾；

昔は騒動が起こる前に部屋に引きこもってましたが、
今は部屋もないので早めに引き上げようと思っているのですが･･･

いつからか、家族の集まりが怖い私です。


リンに爪を立て鷲掴みされた父の手です。
↓
この時点では、みんな笑って面白がってました＾＾；